骨粗鬆症研究会

この度、2025年1月11日(土)に第37回北海道骨粗鬆症研究会学術集会を開催させていただく運びとなりました。伝統ある本研究会で、学術集会の会長を務めさせていただきますことを、大変光栄に存じます。射場理事長はじめ、理事、評議員の先生方、会員の皆様、また、事務局や多くの医薬品メーカー・医療機器メーカーの皆様から本研究会に多大なるご支援をいただいております。ご支援をいただきました皆様に心からお礼を申し上げます。
本研究会は、1989年に第1回学術集会を開催して以降、年1回の定期学術集会を継続的に開催しております。道内で骨粗鬆症治療に携わる整形外科、婦人科、内科、歯科等の臨床医のみならず、理学療法や看護師、薬剤師等の医療者や骨の研究に携わる基礎研究者が集う学際的な研究会であり、会員が一丸となって、超高齢化社会で増加する骨粗鬆症に関する道民への啓蒙活動推進の礎を築いてゆくともに、最新の研究成果の共有や共同研究を推進させ、骨粗鬆症や骨代謝に関する学問を牽引する学際的組織としての発展を目指しています。
今回の第37回学術集会は、「北から発信する次世代の骨粗鬆症治療と研究」というテーマを設定させていただきました。骨粗鬆症治療には、各専門分野の臨床医や理学療法士、看護師、薬剤師など多職種のスタッフが携わっており、また、これら臨床の基盤は多くの基礎・臨床研究によって支えられています。近年では、骨粗鬆症治療・研究における各種診断・解析ツールや薬剤の開発が進む一方、骨と他臓器の連関制御にも着目が集まっており、骨粗鬆症を取り巻く臨床・研究は、さらなる発展を遂げています。
なお、広大な北海道の地で活躍する多くの皆様に本研究会へご参加いただきたく、現地参加とオンライン参加が選択できるようハイブリッド形式で開催いたします。ぜひ、一人でも多くの皆様にご参加いただき、活発なご議論をさせていただきたいと考えております。
皆様の本学術集会へのご参加をお待ちしております。
